仙台市中心部の青葉通と東二番丁通の交差点地下にある「青葉通地下道」で、噴水の撤去工事が始まりました。
東西南北の歩道に2か所ずつ、計8か所の出入り口から地下へ降りて行くと、地下道の中心部に噴水があります。
今年1月、ここの噴水が撤去されることが報道されて見に来た時は、まだ噴水の設備が見えていましたが、すでに周囲が白いパネルで囲まれていて噴水が見えなくなっていました。
ちなみに2007年に撮影した、噴水が現役時代の時の様子です。ホームレスの人たちが噴水の中で洗濯するようになったために2008年に水が止められましたが、水が無くなった噴水の中に今度はホームレスの人たちの荷物が置かれるようになったため、2018年に噴水をフェンスで囲むようになっていました。
現場に掲示されている「工事のお知らせ」には、撤去作業の日程が令和3年12月1日から12月28日までの予定と書かれていました。
撮影した時は、噴水の部品を外して搬出する作業中だったので、囲いのドアが開いていて中が少しだけ見えました。
まだ噴水の外側の形は残っていますが、これも今月中には取り壊されるんでしょうね。こちら側の看板には工事期間が「令和3年11月4日かた令和4年1月31日まで」と書かれていましたが、12月28日までと、どちらが正しいんでしょうかね?
今年1月の報道では、噴水を撤去した後はイベント広場として整備するということでしたが、コロナの影響や、その後の情勢の変化等もあるので、青葉通地下道の中央部分がどうなるのか、今後の動きに要注目ですね。
※関連リンク
青葉通地下道の噴水を撤去してイベント広場へ改修・2021年1月
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