愛宕上杉通沿いにあった「ホテル法華クラブ仙台」の現在の様子を見てきました。
広瀬通交差点から北へ向かって、通称「銀杏坂」と呼ばれている緩やかな坂道を進むと、花京院通との交差点の手前、左側に11階建ての建物があります。「ホテル法華クラブ仙台」だった建物です。
宮城県神社庁の西側、錦町公園の東側の場所です。
河北新報の記事によると、ホテル法華クラブ仙台はコロナの影響で宴会需要が減少したため、建物の賃貸契約が満了するタイミングで退去することを決定、2022年1月5日に営業を終了しました。
ホテル法華クラブ仙台は1984年5月の開業ということで約37年が経過していますが、外から見た限りでは、建物はまだまだ現役で使用できるような状態に見えますね。
地上11階建てで客室数151室、最大300人収容可能なホールや会議室、宴会場6室という規模の建物を、今後どうするのか気になるところです。
土地と建物は「ホテルグリーンチェーン」を運営する松月産業が、2011年に取得済みということなので、同系列のホテルになるのかどうか今後の動向に注目です。
仙台市中心部で仙台駅にも近い場所なので、空きビルのまま廃墟化するようなことだけは避けて欲しいものですね。
※参考リンク
河北新報2021年10月8日朝刊記事~
ホテル法華クラブ仙台、来年1月営業終了 宴会需要の減少響く
コメント
閉館していたのを初めて知りました。
羽生結弦選手関係のイベントで仙台にちょこちょこ足を運ぶようになり、朝食バイキング目当てでいつもこちらを選んで泊まっていました。
設備など古さは感じましたが手入れもされており、ホテルの方の対応もとても良くて。
コロナ禍以降、仙台に行く事が出来ず心配はしていたのですが、チェーン店だから大丈夫かな?なんて思っていました。
仙台は食べたいものがありすぎて毎回何を選ぶか苦労するんですが、選考漏れした名物を朝食バイキングで食べられて大好きだったので悲しいです。
優先順位が低かった麻婆焼きそばを初めて食べたのもこちらの朝食バイキングでした。好きになってそれからはお店でちゃんと食べるようになったり。
会議室等もそうですが、そういった地元にも貢献していた場所がなくなってしまったのは悲しいですね。
コメントありがとうございます。
宿泊したことがあるホテルが無くなってしまうのは寂しいものですよね。
私も泊まったことはありませんでしたが、何度か食事をしたことがあったので残念です。
ホテルの建物がどうなるのか分かりませんが、また新しい思い出が作られるような場所になって欲しいですね。