東二番丁通の仙台三越の南側にある「SS.仙台ビル」が建て替えられることが、河北新報で報道されたので、現在の現場の状況を見てきました。
「SS.仙台ビル」は、もともとは1974年に完成した「小田急仙台ビル」だったので、こちらの名前の方が馴染みのある人が多そうですね。
すでに全てのテナントが退去していて、閉鎖された状態が続いていますが、いよいよ解体されるようです。
ビルの正面には、うっすらと「小田急仙台ビル」という文字の跡が残っていました。
河北新報の報道によると、土地と建物は大和ハウス工業が所有していて、現在のビルを解体した跡地に、ホテルと飲食店が入居する地上14階、地下1階、延べ面積約17,000㎡のビルを建設するそうです。
SS.仙台ビルの南側には、4階建ての「SS.仙台ビル別館(旧小西ビル別館)」がありますが、このビルもテナントが退去しているようなので、ここも再開発用地に含まれるんでしょうかね。
北西側の仙台三越のほうから撮影。
SS.仙台ビル西側の隣接地は「東一市場・三越通り」の飲み屋街になっていますが、この一帯が残るのかも注目です。
SS.仙台ビルがあるのは、東二番丁通沿いの仙台三越とタワービルに挟まれた場所です。
現在のビルは、2026年1月頃から解体を始めて、2027年12月頃に新しいビルの建設工事着工、2029年2月頃に完成する予定だそうです。
この付近では、電力ビルや仙台第一生命ビル、仙台市役所など複数の建て替え計画が進行中なので、数年後には東二番丁通の街並みが大きく変化しそうですね。
※参考リンク
河北新報2025年7月24日付記事~仙台三越隣「旧小田急仙台ビル」跡地にホテル計画 大和ハウス工業が2026年に解体着手