仙台市地下鉄南北線の北の終点、泉中央駅のひとつ手前の駅「八乙女駅」の周辺で複数の再開発が動き出したというので見てきました。地下鉄ですが、台原森林公園を過ぎたあたりから地上に出て、八乙女駅の南側で高架になって泉中央駅まで行くようになっています。
八乙女駅周辺の再開発、ひとつめは駅の西側にあった産電工業の本社ビル跡地の再開発です。
八乙女駅の目の前にあって、県道22号仙台泉線から見ると八乙女駅が産電工業のビルに隠れて見えにくくなっていましたが、ビルが解体されたために今だけ駅舎が丸見えになったことが河北新報で取り上げられました。
建物は姿を消しましたが、まだ瓦礫の撤去作業などが行われていて新しいビルの建設工事は始まっていませんでした。
跡地に建設されるのは「(仮称)八乙女中央一丁目ビル新築工事」で、敷地面積2,245.62㎡、建築面積1,308.34㎡、鉄筋コンクリート造の地上4階、地下1階、高さ18.15m、延べ面積5,621.19㎡の、福祉施設、店舗、事務所。スポーツ練習場、駐車場が入るビルになります。
現場には「(仮称)八乙女センタービル」と書かれた大きな看板が掲示されていて、医療系のテナントを募集していました。
西側から撮影。
着工は10月20日で、2024年1月31日に完成予定です。
八乙女駅を挟んだ反対側(北東側)でも動きがありました。駅前にあった駐車場(写真右側)が閉鎖されてアスファルトを剥がす作業が始まっていました。
昨年3月に閉店したパチンコ店「八乙女セントラル」の駐車場で、八乙女セントラル閉店後はコインパーキングとして利用されていましたが閉鎖されました。現場に掲示されている解体工事のお知らせによると、舗装などの駐車場設備の撤去工事が9月30日まで行われるそうですが、跡地の利用法については今のところ不明です。しかし、駐車場の一部では新たな建設工事が始まっていました。
現場に掲示されている建築計画のお知らせによると、ここには個人の方が所有する共同住宅が建設されるそうです。
敷地の北西側にはパチンコ店だった建物が今も残されていますが、ここも解体されるのでしょうか。駐車場だった場所と共に今後の情報を待ちたいですね。