あけましておめでとうございます。
今年も、仙台の話題になっている場所や動向が気になる所に実際に行って、写真を撮影して状況をお伝えしていきますので、昨年同様よろしくお願いいたします。
2021年最初の「仙台・話題の現場」は、1月4日に河北新報で報道された現場です。
「青葉通地下道」の噴水が撤去されるというので現場を見てきました。
「青葉通地下道」は青葉通と東二番丁の交差点を渡るために作られた地下道で、地下道完成後に地上の4ヵ所にあった横断歩道は全て廃止されていて、必ず地下道を通らなければ行けないようになっています。
地下道は東西南北の歩道から出入りするために8ヵ所の階段と4ヵ所のエレベーターがあります。各階段の近くには地下道の地図が設置されていますが、交差点の中心部分に描かれている青い丸が噴水のある場所です。
噴水が見えてきました。噴水といっても2008年に水が止められていて、2018年には噴水全体がフェンスで覆われました。河北新報の記事によると噴水は1991年に完成しましたが、ホームレスが噴水の中で洗濯をするようになったために2008年に水を止めたそうです。
その後、ホームレスが水の無くなった噴水の中に自分たちの荷物を置くようになったため、フェンスで囲むことになり現在に至ります。噴水が止められたのが13年も前のことなので、見たことがない方々のために当サイトで撮影した昔の噴水の写真をご覧いただきましょう。
噴水の高さが変わったり、ライトの色が変化したりする噴水でした。
再び噴水が復活すること待ち望んでいましたが、水が止められてから時間が経過したために配管内が錆びて詰まってしまい、修理費や維持費、水道代などを考慮して噴水を撤去することが決定しました。
噴水を撤去した跡はイベント広場として、ジェズフェスなどで活用する方針だそうで新年度の予算に盛り込むよう求めているのだとか。噴水が無くなってしまうのは残念ですが、新たな広場として魅力のあるものにしてほしいものですね。
関連記事
※参考リンク
河北新報・2021年1月4日付朝刊~仙台・青葉通地下道内の噴水、市が撤去へ