
青葉区中央4丁目で建て替えのための解体工事中の「NTT仙台中央ビル」の最新状況を見てきました。

西側の東二番丁通側から見た感じでは昨年12月と変化はないようでしたが、建物を囲む工事用のパネルの下部に額縁に飾られた絵画のようなものが並んでいるのが見えますね。

工事用のパネルに「SOCIAL ART MUSEUM(ソーシャル アート ミュージアム)」と書かれていました。

河北新報の記事によると、東二番丁通側の仮囲い(高さ3メートル、横幅45メートル)の壁面を利用して、宮城、福島の身体障害者の絵画を紹介するものだそうで、現在は4人のアーティストが描いた5作品を特殊なシートに印刷して展示していました。

NTT東日本宮城事業部が仮囲いの装飾を企画検討し、全日本仮囲いアートミュージアムの運営元、花巻市の企画制作会社ヘラルボニーの協力を得て作品を選んだそうです。

今回の作品は7月20日まで展示され、8月以降は別の作品を展示する予定ということで、殺風景になりがちな工事現場に彩りをもたらし、障害者が描いた芸術作品を知ってもらう機会にもなるということなんですね。

一方、解体工事の進捗状況ですが、ビル東側の付属施設の解体が進んでいました。

NTT仙台中央ビルそのものは、まだ東側がパネルで囲われていない状態でしたが、夏頃には解体が終了するということで、これから解体工事が本格化していくんでしょうね。
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