青葉区本町で進む複数の再開発の進捗状況を見てきました。元寺小路「本町家具の街通り」を東側の愛宕上杉通から西へ進んでいきましょう。
東四番丁との交差点の先に、左右2か所の再開発現場が見えてきました。向かって右側には鉄骨が組まれていて、左側には黒と赤の見慣れない建物が姿を現していました。最初は左側の新しい建物から見ていきましょう。
全体の形は、すぐ近くの広瀬通に建っている「仙台市ガスサロン」を小型にしたような外観デザインですが、黒と赤の色使いが印象的ですね。
建物の名前は「HANG OUT」と名付けられたようです。「BY YUBI inc」と書かれているように、ヘアサロンなどを運営している「株式会社友美」が建設したもので、建物は7月末に完成して本社が移転してくる予定です。
敷地面積305.01㎡、建築面積223.54㎡、鉄骨造の地上4階建てで高さ15m、延べ面積741.54㎡で、友美の本社の他に飲食店などのテナントが入居しますが、テナント募集の貼り紙が出ていたので、どのような店舗になるのかは未定のようでした。
その斜め向かい側(北西側)では鉄骨が組み上がって来ていました。「(仮称)仙台青葉区本町2丁目ホテル新築工事」の建設現場です。
今回見てみたら「ホテルリブマックス仙台広瀬通(仮称)」と書かれた看板が掲示されていました。ホテルリブマックスは現在、晩翠通のドン・キホーテ晩翠通り店の近くで「ホテルリブマックス仙台国分町」を年末の完成に向けて建設中ですが、早くも新しいホテルの出店を進めているんですね。
敷地面積236.47㎡、建築面積167.12㎡、鉄骨造の地上9階建てで高さ27.065m、延べ面積1,237.01㎡で、来年3月31日に完成予定です。2018年9月に「ホテルリブマックス仙台青葉通」がオープンして以来、わずか2年半で3店舗目がオープンすることになります。
更に西へ進むと、ユノメ家具店東棟の解体現場がありますが、すでに解体は終了していてコインパーキングになっていました。
いまのところ、新しい建物の建設が始まる気配はないので、当分の間は駐車場として利用されることになるのでしょうか。まだまだ新しく生まれ変わる可能性を多く秘めている本町界隈は、今後も要注目ですね。