仙台市役所建て替え工事の「建築計画のお知らせ」が掲示されました・2023年7月

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現在の場所で建て替えが計画されている、仙台市役所の状況を見てきました。現庁舎は1965年(昭和40年)に完成したもので、60年近く経つため建て替えられることになりました。来年から始まる新しい市役所の建設工事に向けて、解体工事が9月頃から始まります。


解体工事は、正面玄関のある低層棟と南西側に接続している議会棟が先行して解体されます。


敷地の南東側にある噴水も撤去されます。新しい仙台市役所は現庁舎の南側に建設されるので、これらの施設が最初に解体されるんですね。


今回来てみたら、新しい仙台市役所の「建築計画のお知らせ」が掲示されていました。敷地面積14,595.23㎡、建築面積(計画部分7,360㎡、既存部分106㎡、全体の面積7,466㎡)、鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、木造、階数は地上15階地下2階、高さ79.87m、延べ面積(計画部分64,260㎡、既存部分1,461㎡、全体の面積65,721㎡)、着工予定は令和6年7月1日、完了予定は令和13年3月31日と書かれていました。


仙台市のホームページから完成予想図を引用させていただきました。


「建築計画のお知らせ」には、一部が木造と書かれていましたが、完成予想図を見ると大屋根広場やエントランスロビー等に、木材が使用されるようですね。


勾当台通の北東側から現在の市役所を見てみました。
現庁舎は敷地の北側にあるので、南側に建設される新庁舎の建設工事を進めながら、現庁舎での業務が続けられます。


北西側から撮影。
新しい市役所は令和10年に完成して使用が始まる予定ですが、完成後に現庁舎が解体されるので、全ての工事が終了するのが令和13年3月31日ということのようです。


噴水は8月末で止められてしまうので、この風景が見られるのもあと少しですね。仙台市役所の建て替え計画が、いよいよ動き出しました。