仙台市役所本庁舎の建て替え場所に勾当台地区3か所が候補に・2018年2月

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


1965年(昭和40年)の完成から53年目を迎える仙台市役所本庁舎は、老朽化と耐震性の問題から建て替えが決定していますが、立地場所や基本構想を協議する「市役所本庁舎建て替え基本構想検討委員会」で、現本庁舎がある勾当台地区で建て替える3つの案を市が提案したことが報道されました。今回は建て替え候補地として提示された3か所を見ていきましょう。


まず最初は「現在の本庁舎敷地内」での建て替え案です。
河北新報の報道によると現地での建て替えは「都市計画変更が不要で、災害対応機能の早期強化が可能だが、まちづくりへの効果は限定的」と評価されたそうです。


個人的には現在の場所での建て替えが一番いいような気がしますが、新しいまちづくりという観点から見ると一番インパクトは少ないかも知れませんね。また、本庁舎の解体と工事の期間中の業務をどこでするのかという問題もありそうです。


ふたつめの案は「勾当台公園市民広場付近」です。
中心部にある貴重な広場で、1年を通して多くのイベントが行われています。河北新報によると、公園の地下駐車場の解体が必要で「早期の災害対策機能強化が困難と指摘」ただし「長期的に庁舎と市民広場や定禅寺通の間で、にぎわい向上の相乗効果を発揮する可能性がある」と評価されたそうです。


市民広場は現在の市役所本庁舎の敷地よりも狭いので、必然的に高層建築にならざるをえないでしょうが、景観条例で高さ制限がある地区なので、どのような対応をするのか注目ですね。


イベント会場としての利用が多い市民広場に変わる広場としては、現市役所本庁舎の場所を広場と公園にすれば今以上の広さの広場になるので問題はないのかもしれません。


そして、最後の場所が「東側勾当台公園」です。
県庁南側の勾当台公園に市役所本庁舎を建設する案ですが、市民に長年に渡って公園として親しまれている場所なので、3つの案のなかでは一番反対が多くなりそうな感じがします。


自然の段差を利用した2段になっている面白い公園なので、個人的にも勾当台公園をなくすのは勿体ないなと思います。


勾当台公園の上段です。
河北新報によると、この案の場合「保存樹木の仮移植など」が課題だそうです。


今回は仙台市が提示した市役所本庁舎建て替えの3案を見てきましたが、どれも一長一短で課題があるようですね。5月に中間報告案を策定し、8月に基本構想を取りまとめる予定だそうで、どの場所にどのような新しい市役所が出来るのか、勾当台地区の街並みを大きく変える可能性があることなので、今後も要注目ですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする



コメント

  1. 藤原 より:

    いつも記事の更新を楽しみにしております。
    仙台市宮城野区、JR岩切駅の駅舎橋上化工事が本格化しつつあるようです。
    いずれお手隙の際に記事にしていただくことを心待ちにしております。

    • cooyan より:

      情報ありがとうございます。
      岩切方面は、なかなか訪れる機会がなく駅舎橋上化工事が始まったことも勉強不足で知りませんでした。
      他にも記事にしたいことが多いので期待に沿えるか分かりませんが、時間があれば岩切駅にも行って見たいと思います。