北四番丁駅の目の前「カルコスビル」の解体工事が始まりました。跡地には大和ハウスがマンションを建設へ・2024年12月

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地下鉄南北線の北四番丁駅の目の前にあるビル「カルコスビル」の解体工事が始まりました。


「カルコスビル」は勾当台通と北四番丁通の交差点、南西角にある8階建てのビルで、低層階には仙南信用金庫二日町支店をはじめとして複数のテナントや事務所が入居、上層階は共同住宅などになっていましたが、すでに全て退去して空きビルになっています。


今回来てみたら、1階の旧仙南信用金庫二日町支店の出入り口が開いていて内部が見える状態になっていました。


中を見てみたら、すでに天井や床材が壊されて瓦礫が積まれていました。どうやら解体工事が始まったようですね。


ビルの北側、北四番丁通側にあった階段の入り口はパネルで塞がれて入れないようになっていました。


今のところ、現場には工事関係の掲示物などはありませんでしたが、カルコスビルの土地と建物は大和ハウス工業が取得、ビルを解体して複合型マンションを建設することが発表されています。東北初の「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」に基づいた「敷地売却事業」として同社が買取り人として引き受けたんだそうです。


ビルの入り口に取り付けられている定礎には「1975年8月」と刻まれていたので、築50年を目の前にして解体されることになったんですね。耐震性にも問題があったようです。


現在は建物の外観が見える状態ですが、今後解体工事が本格化すれば、建物の周囲が仮囲いのパネルや防音パネルなどで囲まれていくんでしょうね。


場所は北四番丁通と勾当台通の交差点、南西角で、斜め向かい側には「味の素」の東北支店があります。カルコスビルのすぐ北側の勾当台通沿いでは、「懐仁堂ビル」が解体中です。


北側から撮影。
地下鉄の駅の目の前の場所で一番町へも歩いて10分ほどなので、跡地に建設される複合型マンションが、どのようなものになるのか今後の情報を待ちたいですね。新しいマンションの完成は2028年を予定しているということです。

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