2月28日にイオン仙台店が閉店して約1週間が経過した、読売仙台ビルと新伝馬町中央通りビルの状況を見てきました。
ビルの屋上にあったイオンの看板が、早くも撤去されました。読売仙台ビルが完成してから、何もない白い看板になったのは初めてではないでしょうか。
ビルの至る所にあった、イオンの看板は全て撤去されていました。
1階の入り口部分から見てみたら、店内の照明が点いているのが見えました。閉店から1週間足らずなので、まだ閉店後の作業が続いているようです。
ビルの所有者の読売新聞は、イオンの閉店よりも先に移転しています。日本経済新聞の報道によると、現在のビルは、2025年度中に解体に着手することを目指しているそうで、このまま仮囲いに囲まれていくんでしょうね。
東側の東三番丁通から撮影。
青葉通側は「読売仙台ビル」で、クリスロード側は「新伝馬町中央通りビル」という2棟のビルを連結して、ひとつのビルのように利用されてきたので、解体も同時に行われて跡地の再開発も一体的に行われるようです。
東三番丁通の入り口の上に「新伝馬町中央通りビル」の看板が出ています。
クリスロード側の様子です。今までは店の前のほうまで販売スペースとして利用されて賑わっていたので、閑散とした雰囲気になったのが寂しいですね。
ビル解体後の跡地の再開発については、事業パートナーとして東急不動産が参加する方向で調整していて、商業施設とオフィス、ホテルの複合施設を建設する計画だそうです。
今のところ、再開発計画の完成時期などは不明ですが、今年度中に解体に着手するということで思ったよりも早く再開発計画が進みそうですね。今後の動きに要注目です。
※参考リンク
日本経済新聞、2025年2月21日付記事~東急不、仙台中心部で再開発に名乗り 読売仙台ビル一帯