若林区清水小路の旧仙台市立病院の跡地に建設された東北学院大学五橋キャンパスの建設工事が竣工したというので見てきました。
敷地の周囲には臨時的にガードフェンスが置かれていますが、道路と隔てる壁や仕切りなどが無いので、ガードフェンスが撤去されれば道路と敷地が一体的になります。
「東北学院大学 五橋キャンパス」と書かれた看板も設置されていました。
道路と敷地を隔てるものがなく、計画段階では「市民に開かれたアーバンキャンパスをつくる」ということだったので、開校後は一般の人も敷地内に出入りできるようになるんでしょうかね?
建設工事は竣工したということですが、左側の講義棟の外壁に足場が設置されていました。7月に見た時にはありませんでしたが、外壁の何らかの工事が行われているのでしょうか。
中央には渡り廊下のようなものがありましたが、これは全ての建物を繋ぐ「TGUリング」という名前のデッキだそうです。TGUリングの奥の方には研究棟とホール棟も見えますね。
旧仙台市立病院の入り口だった場所から見てみました。地下鉄五橋駅の南2出口をでるとすぐに高層棟です。高層棟は「シュネーダー記念館」と名付けられました。
南側の駐車場から撮影。
高層棟「シュネーダー記念館」と三角屋根のホール棟が並んでいます。ホール棟は「押川記念館」と名付けられました。
ホール棟「押川記念館」の右側(東側)には研究棟が並んでいます。
東側の東七番丁通から見た研究棟です。五橋キャンパスの4棟の建物の中で、研究棟が一番延べ床面積が広い建物です。
東北学院大学 五橋キャンパスは、敷地面積17,557.15㎡、建築面積9,150㎡で、高層棟「シュネーダー記念館」は、16階建てで高さ73.45m、延べ面積18,052㎡、研究棟は8階建てで延べ面積20,168㎡、講義棟は7階建てで延べ面積18,493㎡、ホール棟「押川記念館」は5階建て延べ面積6,114㎡です。(数字は計画発表時と建築計画のお知らせに掲載されていたものを掲載しました)
東七番丁通の北東側から撮影。
2023年4月の新学期から使用されますが、来年の受験験生向けにオープンキャンパスや見学会が行われました。
南西側から撮影。
東北学院大学は泉と多賀城のキャンパスをここに集約するので、来年の春からは新入生を含めて多くの学生たちで賑わうことでしょうね。