前回、定禅寺通と晩翠通の交差点、北西角にあったGS跡の隣接地がコインパーキングとして復活することをお伝えしましたが、読者の方からGS跡に修繕工事を知らせる貼紙が貼られていると教えてもらったので、確認のために再び来てみました。
ガソリンスタンドだった建物に、ピンク色のテープで貼られた貼り紙がありました。
それによると5月20日から6月12日まで、地下タンク修繕工事を行うそうで、「既設地下タンクの内側に 漏洩を未然に防ぐための施工をします」と書かれていました。ということは、今後も地下タンクの使用を続けるということなんでしょうかね。ちなみに工期の年号が平成6年になっていましたが、単純なミスだと思われます。
ガソリンスタンドが閉鎖されたのに、建物が解体されずに残されたままなのが不思議でしたが、再びガソリンスタンドとして営業を始める計画だったのなら納得できます。ここは新たにガソリンスタンドを建設することが出来ない場所ですが、既存の施設を使い続けるのなら営業できるということなのかもしれません。ただし、経営者は変わるんでしょうね。
晩翠通側から撮影。
隣接地でも、一度は閉鎖されて更地になった駐車場が再び新しい駐車場として整備されています。この一帯は住友不動産が取得していますが、再開発を始めるまで時間がかかりそうですね。
定禅寺通側から撮影。
同じく住友不動産が土地を取得した、愛宕上杉通沿いの旧NHK仙台放送局跡地は、2021年に解体されてから3年以上も空き地の状態が続いていますが、定禅寺通の方は再開発が始まるまでの間は今まで通りにガソリンスタンドと駐車場として利用する可能性が高そうです。駐車場は「NPC24h仙台春日町」になることが看板に書かれていますが、ガソリンスタンドの方は再び復活するのか、あるいは別のテナントが入るのか、今後も要注目ですね。