愛宕上杉通のハピナ名掛丁と広瀬通に挟まれた場所にある「仙台東邦ビル(東邦銀行仙台支店)」が建て替えに向けて動き出したようです。
このビルに入っていた東邦銀行仙台支店と仙台南支店は、すでに青葉通の「青葉通パークビルディング」に仮店舗として移転しました。
東邦銀行の看板も撤去されていて、ビル自体が閉鎖されていました。
建設新聞の報道によると、仙台東邦ビルは、1970年に建設された地下1階、地上7階建てで延べ面積約4,200㎡のビルで、老朽化のために仮店舗へ移転、今後は老朽化に対してあらゆる方策を検討中だそうです。
北側の谷風通から撮影。
現時点では、ビルの建て替えを明言していないようですが、仙台市と内閣府が公表している、都市再生緊急整備地域内の現在計画されている民間大型再開発一覧に「(仮称)東邦銀行仙台支店建替え計画」として記載されているので、建て替えられるのは間違いないものと思われます。仙台・話題の現場でも2020年に、この件をお伝えしていたので、やっと動き出したのかという印象です。
場所は愛宕上杉通沿い、ハピナ名掛丁の北側の谷風通との交差点、南東角の場所です。
仙台市中心部では古いビルの建て替えを支援する仙台市の施策「せんだい都心再構築プロジェクト」の影響もあり、数多くのビルの建て替えが進んでいます。「仙台東邦ビル」が同プロジェクトに指定されるのか不明ですが、仙台駅やアーケード商店街に近い場所なので、どんな再開発が行われるのか期待してしまいますが、今後の情報に注目ですね。
※参考リンク
建設新聞7月22日付記事~東邦銀行/仙台市中央・仙台支店の老朽化対応/あらゆる方策を検討/直近では白河支店移築にZEB設計採用
内閣官房・内閣府総合サイト~都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域の一覧(仙台市)PDF
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