青葉区大町の芭蕉の辻交差点、南西角で建て替えられたオフィスビル「新仙台ビルディング」の最新状況を見てきました。
東側から撮影。7月に見た時には低層部分が防護ネットで覆われていて、敷地の周囲も工事用の白いパネルで囲まれていましたが、すべて撤去されて建物全体が姿を現していました。空室率の算定基準になる延べ面積990㎡以上のビルでは仙台で一番古かったビルが、仙台で一番新しいオフィスビルに生まれ変わりました。
北東側の芭蕉の辻交差点から撮影。建物の上の階は大きな庇が各階に設置されていますが、1階と2階は現代的なガラスウォールになっていて上層階とは異なる外観ですね。10月に竣工ということで、建物自体は完成しているようですが、まだ内部では多くの作業員の人たちが何らかの作業をしているのが見えました。
1階の室内には「建築計画のお知らせ」等、工事関係の看板が置かれていたので、やはり工事が終了したわけではないようです。
北側から見上げてみました。最上階の庇が、そのまま壁になって下まで繋がっていて、このへんのデザインが、新しいのにどことなく昭和の香りも感じさせる、レトロフューチャー的なモダンな雰囲気を醸し出しているんですね。
北西側から撮影。西側にはタワーパーキングも完成していました。「新仙台ビルディング」は敷地面積1,989.84㎡、建築面積1,200㎡、鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造の地下1階地上10階塔屋1階で、最高高さ47.5m、延べ面積11,200㎡の規模のオフィスビルです。間もなくテナントの入居も始まって多くの人たちが、このビルで働くことになるんでしょう。