仙台市と沿岸部の石巻市を結ぶJR仙石線の小鶴新田駅前に大型マンションが建設されるというので見てきました。
宮城野区新田東の「小鶴新田地区」は、元々は農地が広がっていた場所ですが、2000年以降に住宅街として整備されて、マンションやショッピングセンター、スポーツ施設「元気フィールド仙台」「仙台市民球場」などがあります。
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小鶴新田地区の交通の要として、仙石線の苦竹駅と福田町駅の間に2004年に完成したのが「小鶴新田駅」です。駅前ロータリーの東側(写真奥)の場所で、タカラレーベンの新しいマンション建設工事が始まっていました。
小鶴新田駅と隣接する東側の場所で、一部が駐車場として利用されていましたが、ほとんど空き地のままでした。
今回来てみたら、すでに敷地の周囲に仮囲いの白いパネル板が設置されていました。
仮囲いには、新しいマンションの完成予想図も描かれていました。「レーベン小鶴新田 THE ONE」という名称も書かれていますね。敷地の南側に建設され、全戸南向きということで東西方向に幅広い建物になるようです。
もう一枚の完成予想図は、駅前ロータリーから見た角度で描かれていました。南北方向は幅広くないので、駅前からは巨大な建物に見えませんね。
小鶴新田駅の自由通路へ登っていく途中、階段の窓から敷地の中が見えました。複数の重機が作業をしていましたが、まだほとんど更地のままでした。
自由通路を渡って駅の南側へ来ました。仙石線の線路に沿って幅広いマンションが建設されるんですね。
現場に掲示されている「建築計画のお知らせ」によると、敷地面積8,631.92㎡、建築面積2,483.60㎡、鉄筋コンクリート造の地上12階建てで高さ35.72m、延べ面積18,971.75㎡、戸数236戸の規模のマンションになります。着工が9月上旬ということなので工事が始まったばかりなんですね。完成は2024年3月下旬の予定です。
南東側にある「沼潟踏切」の方から見てみました。日常の買い物は徒歩圏内で出来て、仙台駅まで直通で5駅、最短約9分という便利さで、更に全戸南向きということで人気が出そうですね。