宮城野区榴岡の「ホテル メルパルク仙台」の土地を、野村不動産、タカラレーベン、三信住建の3社が買収したことが、日本経済新聞で報道されたので現在の状況を見てきました。
日本経済新聞の報道によると、メルパルク仙台は1973年に仙台郵便貯金会館として開業、1997年に現在の場所に移転して営業していましたが、コロナ禍の影響で業績が悪化したために今年9月に閉館しました。3社の土地取得額は20億円程度だそうです。
8月31日に宿泊、宴会、婚礼、レストランが終了、9月30日に全ての営業を終了して閉館しましたが、まだ建物はそのままの状態ですね。
現在のメルパルク仙台の建物は1997年に完成した地上11階地下2階、客室数122室、築25年の建物です。まだまだ使用できそうな状態でデザイン的にも面白い建物ですが、解体されるようです。
メルパルク仙台前の道路では重機が作業をしていましたが、これは都市計画道路「宮沢根白石線」の工事で、メルパルク仙台とは無関係の工事です。
解体した跡地には、3社合同でマンションを建設する計画を進めているそうです。敷地面積は約5,700㎡の広さということなので、規模の大きなマンションになりそうですね。
解体工事の開始時期や跡地再開発の具体的な情報は不明ですが、中心部に近い場所で、目の前の道路が開通間近(南側の一部)の都市計画道路「宮沢根白石線」に面している立地なので、今後の動きに要注目です。
※参考記事
日本経済新聞11月1日付記事 メルパルク仙台、野村不動産など3社が土地買収
コメント
こんにちは。
メルパルクは25年も経っていたんですね。
自分の記憶が正しければ、メルパルクが建つ前は、東北学院のテニスコートがあったと思います。
あの辺りも随分変わりましたね。
生協が近くにあるし、銀行も、コンビニも、榴ヶ岡駅も公園も近い。仙台駅もkoboスタも歩いて行ける。
郵便局はなくなりましたが(笑)、暮らすには良いですね。
ところで、3社で土地を買収した場合、3社が別々にマンションを建てるのでしょうか。それとも大きなマンションに商業施設を入れたりして3社で合同で建てるのでしょうか?
あるいは他の選択肢もあるのでしょうか?
良かったら教えてください。
コメントありがとうございます。
東北学院のテニスコートがあったことは知りませんでしたが、あの辺りが随分変わったのは実感しています。
跡地に建設されるマンションは、おそらく3社合同のプロジェクトになるんじゃないかなと思います。
3社合同なら規模も大きなマンションになると思うので、今後の情報を待ちたいですね。