青葉区一番町の「仙台フォーラス」が、建物調査のために2024年3月1日から一旦休業することが報道されました。建物の耐震補強工事は済んでいるということですが、今回の調査は、将来に向けた調査だそうです。
仙台フォーラスは、もともとは「ジャスコ仙台店」として1975年5月にオープンし、1984年11月にファッションビル「仙台フォーラス」へと業態を変更したもので、建物自体は築48年を超えています。
仙台フォーラスに関しては、2020年に日刊建設産業新聞(2021年に廃刊)が、ビジネスホテルを併設して全面改築を行う計画があるということを報道しています。建物の築年数を考えれば新しく建て替える可能性があると思っていましたが、どうやら現在の建物を使い続けることが前提になっているようですね。
ビジネスホテルを併設するということは、商業施設部分を減らすのか、増築してホテル部分を増やすのか不明ですが、現在の建物が増改築に耐えられるかの調査なのかもしれません。建物調査は約2か月ほどかかるということですが、休業がいつまで続くのかは明言していないのが、若干不安ではあります。
仙台フォーラスの南側では、電力ビルと周辺一帯の再開発計画が発表されています。2棟の高層ビルと商業施設からなる大規模なもので、一番町エリアに好影響があると期待されています。仙台フォーラスも、築50年近くの建物を使い続けるよりも新しく建て替えて大きなインパクトを与えて、一番町の活性化に寄与して欲しいものですが、どうなるでしょうね。今後の動きに要注目です。
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