広瀬通沿いで建設中だった新しいオフィスビル「ウッドライズ仙台」が完成しました。七十七銀行の子会社「77ストラテジック・インベストメント」と政投銀、長谷工コーポレーションが出資する合同会社「ウッドライズキャピタル」が建築主として建設されました。
鉄骨鉄筋コンクリート造で、一部に木材を使用したハイブリッドビルです。入居が始まるのは2024年1月からということで、まだテナントは入っていないようでした。
広瀬通に面した外装部分に木材が多用されていて、一部木造のビルだということをアピールしているようですね。木材には耐火性を高めた集成材「燃エンウッド」を使用していて火災にも強いそうです。
1階の歩道沿いには木製のベンチも配置されていて、誰でもくつろげるスペースになっていました。
「ウッドライズ仙台」は、敷地面積1,249.96㎡、建築面積1,000㎡、鉄骨鉄筋コンクリート造、一部木造の地下1階、地上10階、塔屋1階の高さ48m、延べ面積10,500㎡の事務所、店舗のビルです。
広瀬通と反対側(南側)から撮影。
こちら側は木材の板を貼り合わせたような外観になっています。駐車場への出入り口もありました。
広瀬通沿いの国分町通と晩翠通の中間の場所で、広瀬通を挟んだ向かい側(北側)には、ホテルグランテラス仙台や、ホテルグリーンウッズ、ナインアワーズ仙台など複数のホテルが立ち並んでいます。
広瀬通の北西側から撮影。
ウッドライズ仙台は、仙台市の再開発支援政策「せんだい都心再構築プロジェクト」の認定を受けたビルとして、アーバンネット仙台中央ビルに次ぐ2番目に完成しました。すぐ背後(南側)では、住友不動産の高層マンション「シティタワー青葉通一番町」も完成間近になっていて、来年には周辺の人の流れも大きく変わりそうですね。