東二番丁通の電力ビル一帯では再開発が計画されていますが、その敷地内にある立体駐車場の解体工事が一足早く始まりました。
電力ビルから広瀬通までの区間が一体的に再開発されて、35階建てと24階建てのツインタワーや商業施設などが2035年の完成に向けて建設される大規模な計画ですが、昨年12月に建築費と人件費の高騰のため再開発組合の設立が延期されたことが報道されています。
計画が遅れることが発表されたばかりですが、再開発地区の中に含まれている立体駐車場が今月から解体に着手されることが明らかになりました。
現場に来てみたら、駐車場の道路側に仮囲いの白いパネルが立てられていて、建物に足場を取り付ける作業が始まっていました。再開発計画は遅れるものの、駐車場は当初の計画通りに解体されて、5月末には解体工事が終了する予定です。
電力ビルは2030年頃に解体される予定なので、立体駐車場が解体された跡地は5年間も更地のままになるのか、路面駐車場として再利用するのか、今後の動きに注目ですね。
建築費と人件費の高騰で計画が遅れることになりましたが、建築費の方は円高になって多少は安くなることを待っているんでしょうか。仙台市中心部の賑わいに関わる大切な再開発なので、なるべく早く動き出してほしいものですね。