ピンク色に染まった修繕作業中の仙台大観音・2023年8月

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今年の春から外壁の修繕作業が始まった、仙台大観音の様子を見てきました。先月末、ちょっと離れた場所から、一部分がピンク色になっているのを撮影して、X(旧Twitter)に載せたら反響が大きかったので近くから撮影しようと思ってやってきました。

参考リンク


5日ほど経過して、ピンク色の範囲が広がってきていますね。


ヒビや剥落を埋めた部分が線のようになっていますが、ピンクに塗られた部分は、その線が見えなくなって、滑らかで綺麗になっていました。


仙台大観音は信仰の対象として、一番大事な顔は最後まで手を付けないようなので、まるでピンクの衣装を着ているように見えて面白い状態になっていますね。


胴体の部分をアップで見てみました。右側では2人の作業をする人がクライミング方式で上から宙づりになりながら塗装していますね。このピンク色の塗料は下地塗りだそうで、補修箇所を目立たなくし、白色の塗料を塗った時にムラが出ないような効果があるんだとか。


作業をする様子をアップで見てみました。アクロバティックな姿勢になりながらローラーで塗装作業をしていました。今年の夏は、仙台でも連日30度を超える日が続いているので、酷暑の中、大変な作業ですね。


塗装作業は観音像の前面から行われていて、背中の方はヒビを補修した部分が線になっている状態でした。


下地塗りは約1ヵ月ほど続くということで、ピンク色になった観音様が見れるのも秋風が吹くころまでのようです。


SNSやメディアで、ピンク色になった仙台大観音のことが広まったせいか、普段よりも多くの人たちが訪れていました。期間限定の貴重なピンク色の仙台大観音は、今後、数十年は見られないと思うので、興味のある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。