クライミング工法による仙台大観音の修繕作業が本格的に始まっていました・2023年6月

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泉区実沢にある「仙台大観音」の修繕作業の様子を見てきました。昨年12月に、ロープでぶら下りながら作業する「クライミング工法」で修繕作業を行うことが決定し、今年の春頃から作業が始まっていました。


大観音の胴体部分に4名の作業員の人たちがいるのが見えました。ロープにぶら下りながら補修や塗装作業を行う独自の高所作業技術を持っている、神奈川県の「クライミング・ワークス」という会社の方たちでしょうね。


アップで見てみると、ロープでぶら下りながら足で体を支えて作業をしている様子が確認できました。


現在の作業は苔や汚れを洗い落として、ヒビが入っている部分を埋めているようでした。


観音像全体に入っている線が、ヒビや剥離を埋めた所なんでしょうね。


撮影を続けているうちに、作業員の人たちがどんどん場所を移動していました。


大観音の頭頂部から降ろされたロープだけで観音像の胴体から腕の下へあっという間に移動してきて驚きました。さすがプロですね。


大観音の背後を見てみました。こちら側も、昨年12月に見た時に目立っていた黒い汚れが無くなっていました。


今後の作業は、ヒビや剥離した部分を補修してから全体を塗り直すことになります。


作業は約1年間続く予定なので、来年の今頃は綺麗になった仙台大観音を拝めることでしょうね。