JR仙台駅西口駅前で解体工事中の「GSビル」の工事進捗状況を見てきました。10月に見た時は1階部分がパネルで塞がれていただけでしたが、今回見てみたら建物全体がパネルで覆われつつありました。
GSビルは青葉通と愛宕上杉通の交差点南東角にあった商業ビルで、仙台駅の目の前という好立地に建っていました。
多くのテナントが入居していて経営は順調のようでしたが、1957年(昭和32年)に建設された古い建物で耐震性が不足しているということで、所有者のオリックスが解体を決定して今年1月に閉鎖されました。
その後、建物内部に使用されている石綿の除去作業が続いていましたが、いよいよ建物自体の解体工事が本格的に始まるようですね。
西側から見てみると、建物の裏側までパネルで覆われていました。
愛宕上杉通側のペデストリアンデッキと建物との接続部分と階段が撤去された箇所が綺麗に直されていました。手すりまで付けられていて階段があったとは思えないようになりました。解体工事は2019年夏頃に終わる予定ですが、その後の跡地利用については未定だそうです。
跡地利用の方向性が定まっていないとは言え、確実に動き出しているGSビルに比べて、青葉通を挟んだ向かい側にある「旧さくら野百貨店」については未だに何も情報がありません。表立った動きがないだけで水面下で動きがあればいいのですが、一日も早く再開発に向けて動き出して欲しいものですね。