仙台原町団地跡に中嶋病院が新しい建物を建設・2019年12月

twitterで最新情報を発信中!

フォローする


宮城野区東仙台の都市機構仙台原町団地跡で新たな建設工事が始まったので見てきました。


ミントグリーンのガスタンクが目立つ仙台市ガス局の東側で、ショッピングセンター「フォレオ宮の杜」の南側、ガス局前交差点北東角の場所です。


以前は、12階建てで1階と2階に仙台市宮城野図書館が入っていた「仙台原町団地」が建っていましたが、震災後に解体されて更地の状態になっています。


この土地は「中嶋病院」を運営している社会医療法人「康陽会」が購入していますが、土地を東と西に分割して東側の土地で建設工事が始まりました。西側から見てみると土地の中央に赤いコーンが並べられているのが見えました。コーンの向こう側(東側)が建設現場です。


工事が行われる東側の敷地の周囲に鉄パイプが組まれていて、工事用の白いパネルを設置する作業が始まっているようです。奥にはプレハブの工事管理棟も出来上がっていました。


現場に掲示されている「建築計画のお知らせ」によると、建設されるのは「社会医療法人 康陽会 厚生棟」で、敷地面積1,474.43㎡、建築面積456.86㎡、木造の地上3階建てで高さ12.186m、延べ面積1,288.25㎡の事務所を建設するそうで令和2年6月30日に完成予定です。以前は12階建ての団地だったので、木造3階建ての建物というのが意外ですが、敷地の半分に建設ということなので、いずれ全部を再開発するまでの暫定的な施設なのでしょうかね?


南東側の、NHKラジオ放送局アンテナ前から撮影。
この土地を購入した康陽会は、すぐ近くの南西側の場所で中嶋病院を運営しています。中嶋病院が移転してきて約20年が経ったので、この場所での新築を視野に入れている可能性もありますね。今回建設される建物と、その後の動きにも注目です。