ヨドバシカメラの不動産開発部門のグループ会社、ヨドバシホールディングスが大阪に複合商業施設「リンクス梅田」をオープンさせましたが、その記者会見でヨドバシ建物の安藤修一郎取締役が今後3年以内をめどに仙台と札幌にも複合商業施設をオープンさせる計画を発表しました。
ヨドバシカメラは仙台駅東口の旧ヨドバシ仙台店跡地に「ヨドバシ仙台第一ビル」を建設する計画を発表していますが、具体的なオープンの日程が明らかになってきました。
南東側から撮影。
当初発表されていた計画では、ヨドバシカメラの店舗と商業テナント、立体駐車場が入る地上9階建てのA棟と、音楽ホールなどが入る地上7階建てのB棟で構成される建物群を建設するということでした。
南西側から撮影。
その後、計画を変更して9階建てのA棟の上層部にホテルを増設して地上20階建て規模の高層ビルにすることを検討していると河北新報が報道しました。そして今回、3年以内という日程と具体的な施設内容が取締役の発言で明らかになりました。
北側から撮影。
今回の発言では、新ビルにバスターミナル、ライブハウス、オフィス、ホテルなどが入居することがわかりました。バスターミナルなどの公共性の高い施設を併設すると容積率等の規制が緩和されることがあるので(東京建物仙台ビルは長距離バス乗り場を併設したので高さ制限が緩和されました)、今後の建物の規模などの情報に注目です。ライブハウスというのもZepp仙台の復活を予感させます。
現在、仙台駅からヨドバシカメラへはペデストリアンデッキが直通していないので、エスカレーターで一度地上へ降りてから再びエスカレーターで店舗の3階へ昇っていくという状態ですが、このあたりも改善を期待したいですね。
ペデストリアンデッキ上の仙台駅東西自由通路「杜の陽だまりガレリア」の前から撮影。
ヨドバシは現在、行政と連携しながら計画を進めていて各種認可が下りれば早期に実現したいということなので、計画が動き出せば意外に早く建設が進むのかもしれません。
ヨドバシ仙台第一ビル計画地のすぐ北側では、JR東日本のオフィスビルが建設工事中です。情報が少なくて、まだまだ不明な点が多いヨドバシの新ビル計画ですが、3年後には仙台駅東口駅前の風景が一変して新たに人が多く集まる施設が誕生している可能性が高くなってきましたね。
参考サイト
コメント
いつも記事の更新を楽しみにしております。
今回の仙台駅東口のヨドバシ新店舗計画ですが、リンクス梅田を建てるまでに複合施設の方向を探っていたのかもと妄想しています。
ともあれど、オフィスビルとヨドバシ関連の建物が出来れば
それがより新たな需要をもたらすので楽しみにしています。
コメントありがとうございます!
リンクス梅田のような施設が出来れば大きなインパクトがあるので、
完成が楽しみですね^^