河北新報が、青葉区上杉の勝山スケート場跡地に住友不動産の分譲マンションが建設されるということを報道したので現場を見てきました。
勝山酒造の古い蔵の北側、愛宕上杉通と北六番丁通の交差点南西側に広い駐車場がありますが、ここが新しいマンションの建設現場です。
以前は勝山が経営するボーリング場やスケートリンクなどがありましたが、2009年にスケートリンクが閉鎖されてボーリング場の一部が西友になり、2010年に住友不動産に土地と建物が売却されました。
その後、建物は全て解体されて広大な駐車場として利用されていましたが、約10年が経過してようやく再開発が動き出しました。今回来てみたら駐車場が閉鎖されていました。
現場に掲示されている「建築計画のお知らせ」によると名称は、「(仮称)上杉2丁目計画新築工事」で、敷地面積8,426.91㎡、建築面積4,044.98㎡、鉄筋コンクリート造の免震構造で地上13階地下1階、高さ39.95m、延べ面積33,388.99㎡、戸数336戸の大規模マンションが2022年3月31日の完成を目指して建設されます。
直ぐ北西側の勾当台通沿いには高層マンションが立ち並ぶようになりましたが、それらのマンションよりも階数は低いながらも戸数が多い大規模な物件になるんですね。
北側の北六番丁通の方から撮影。今回、マンションが建設されるのは広大な敷地の東側半分の土地で、西側半分の活用法は未定だそうです。
今回マンションが建設されない西側半分の土地に、クレーンが設置されて作業をしているのが見えたので何をしているのか見に行ってみましょう。
建設工事が行われない西側半分の南端に、工事管理事務所として利用されるプレハブの建物を設置していました。4月1日の着工に向けて事前の工事が始まっているようです。
現在、西側半分の一部が宮城交通の車両駐車場として利用されていますが、東側でマンション建設工事が始まっても当分の間は、このまま利用されるようです。西側半分の活用法も早く決定して欲しいものですね。
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