仙台市中心部で、また新しいホテルの建設計画が明らかになりました。場所は仙台駅西口の「仙台朝市」のすぐ西側です。
現在、建て替えのための解体工事が進んでいる「NTT仙台中央ビル」の東側の隣接地で、東三番丁沿いの場所です。
東側から撮影。以前は6階建ての「勅使河原ビル」がありましたが、解体工事の真っ最中でした。
現場に看板が掲示されていて「(仮称)仙台市青葉区中央四丁目ホテル計画・既存建物地上解体工事」と書かれていました。
「建築計画のお知らせ」によると、建築主は三菱地所で、敷地面積921.18㎡、建築面積505.78㎡、鉄骨造の地上12階建てで高さ42m、延べ面積5,112.92㎡の、ホテルが建設されます。
南東側から撮影。三菱地所のホテルというと、泉区の「仙台ロイヤルパークホテル」が思い浮かびますが、新しいホテルは場所的にも規模的にも、ビジネスホテル的なものになるのかなという印象です。
南側の一方通行の道路から見てみました。手前のグレーのシートで覆われているのが、三菱地所のホテル建設予定地で、奥の白いパネルの場所が「NTT仙台中央ビル」の建て替え工事現場です。新しく建設されるNTT仙台中央ビルは、青葉山に建設中の「次世代型放射光施設」と連携した機能を持たせたインテリジェントビルで、放射光施設を利用するために全国から訪れる研究者や起業家が利用できるコワーキングスペース等を設置する予定です。三菱地所は、これらの需要を見込んで隣接地にホテルを建設するのかもしれませんね。着工は10月1日で2022年4月30日に完成予定です。