旧仙台医療センター解体工事の進捗状況・2020年10月

twitterで最新情報を発信中!

フォローする


宮城野区宮城野で解体工事中の「旧仙台医療センター」の工事進捗状況を見てきました。


仙台医療センターは、すぐ南西側に新しい病棟を建設して2019年に移転したため、古い病院の建物が解体されることになりました。


南西側から見てみると、敷地を囲むパネルの上の方に解体が進んでいる古い病院が見えました。


北側の元寺小路福室線から見てみました。複数あった病棟が姿を消していて残りわずかの建物だけになっていますね。跡地は宮城県が、宮城県民会館と宮城県美術館を集約して移転する方針を示しましたが、美術館の現在地での存続を求める声が多く上がりました。県知事は財政的な観点から移転を進めたいようですが、反対意見が多いために現段階では結論を出していない状況です。


跡地利用の方針が未定のままですが、敷地の中では多数の重機が作業をしていて解体が進んでいます。


地面に盛り土をして、その上に重機が乗って解体をしているようでした。建物の上の方までショベルが届くようにしているんでしょうかね。


北側から見ると、左側に解体中の古い医療センターが見え、右側には移転した新しい医療センターの建物が並んで見えました。


敷地の北東側にあった、複数の古いアパートも解体が進んでいました。目の前の道路「元寺小路福室線」は、2018年に開通して以来、東部の港湾地区や卸商地区と中心部を結ぶ幹線道路として、毎日多くの物流トラックが行き交っています。美術館の立地としては現在の青葉山と広瀬川に囲まれた閑静な場所が最適だと思います。医療センター跡地は大きな幹線道路沿いの広大な土地としての可能性を考えて、もっと別な再開発を模索して欲しいものですが、どうなるんでしょうかね。

コメント

  1. 通りがかりのスッテンコロリ より:

    いきなり、失礼いたします。

    旧仙台市医療センターの、仙石線の線路を挟んで直(す)ぐ西に、「長町ー利府線」と言う断層帯が走っている事もある事も手伝って、そちらへの美術館の移転に反対論に拍車がかかっているみたいですね。

    その「長町ー利府線」の存在も考慮した上で、慎重に再開発についての事を考えていただきたいと思う限りですね。

    • cooyan より:

      コメントありがとうございます。
      こういう問題は、もっと時間をかけて多くの議論や調査をしてほしいですね。