仙台城の下、川内追廻地区で整備が進む青葉山公園(仮称)公園センターの最新状況を見てきました。広瀬川に架かる大橋から見ると南西側の、以前は川内追廻地区の住宅地だった場所です。
公園センターの建物が出来上がってきていましたが、正式名称が「仙臺緑彩館(せんだいりょくさいかん)」に決定しました。
大橋を渡って西側へ来ました。「仙臺緑彩館」の周辺でも工事が進んでいるようで、公園部分の形も見えてきましたね。写真左端の手摺で囲まれた場所には、現在、仙台市博物館の奥にある「伊達政宗公胸像」が移設されます。戦時中に金属供出された初代の伊達政宗公騎馬像の上半身だけが溶かされずに無事に残されていたものです。
仙台国際センター前の交差点まで行かなくても、手前の階段から公園へ行けるようになるみたいですね。
国際センターの向かい側からは、「仙臺緑彩館」の外観が見えるようになってきていました。
昨年11月に見た時には建物の周囲に足場が組まれていましたが、撤去されたので緩やかな曲線の唐破風が見えました。仙臺緑彩館の建物は3月に完成予定です。
西側の長沼の方から撮影。
ここは仙台城大手門の手前に位置する場所で、伊達家の重鎮、片倉家の屋敷があったので武家屋敷の外観を一部再現したそうです。仙台城大手門は伊達政宗公没後400年の2036年までの完成を目指して再建計画が進められているので、大手門と共に仙台城跡の新しい名所になりそうですね。
公園と道路の間にコンクリートの高い壁が設置されていました。仙臺緑彩館の南側は「もりの庭園」と名付けられていて、現在は仙台市博物館前にある仙台藩縁の茶室「残月亭」が移設されます。
広大な芝生の「中央広場」になる場所でも工事が本格化していて、複数の重機が作業をしていました。川内追廻地区での青葉山公園の整備工事は今年3月末まで続くようです。