せんだい都心再構築プロジェクト認定の木造&鉄骨ハイブリッドビル(仮称)仙台国分町プロジェクトが動き出しました・2022年6月

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青葉区国分町の広瀬通沿いに建設される新しいオフィスビル「(仮称)仙台国分町プロジェクト」の建設予定地に動きがありました。


国分町通と晩翠通の中間にある駐車場に、木造と鉄骨を組み合わせたハイブリッド構造のオフィスビルが建設されます。


ホテルグランテラス仙台国分町やホテルグリーンウィズ、ナインアワーズ仙台などのホテルが立ち並ぶ場所の南側です。


今回見てみたら、建設予定地の駐車場が閉鎖されていました。着工は8月1日の予定ですが、駐車場の設備を撤去したりアスファルトを剥がしたりする作業が始まるようで、着工予定よりも1ヵ月以上も早く駐車場が閉鎖されたんですね。


ここに建設されるオフィスビル「(仮称)仙台国分町プロジェクト」は、再開発を促進する仙台市の「せんだい都心再構築プロジェクト」に認定されました。ここを含めて4件の再開発計画が認定されて、固定資産税の助成や容積率の緩和などが適用されます。


「(仮称)仙台国分町プロジェクト」は、敷地面積1,249.96㎡、建築面積1,000㎡、鉄骨鉄筋コンクリート造、一部木造の地下1階、地上10階、塔屋1階の高さ48m、延べ面積10,500㎡の事務所、店舗のビルです。七十七銀行の子会社「77ストラテジック・インベストメント」と政投銀、長谷工コーポレーションが出資する合同会社「ウッドライズキャピタル」が建築主になっています。


建築現場のすぐ南側では、住友不動産が24階建ての高層マンション「シティタワー青葉通一番町」を建設していて、広瀬通側からも巨大なタワークレーンが見えていますが、手前に新しいビルが組み上がってきたら見えなくなるんでしょうね。


シティタワー青葉通一番町との間は狭い一方通行の道路があるだけなので、すぐ近くで2棟の新しい建物が建設されることになり、街並みが大きく変わることになります。


※画像は仙台市のホームページから転載させていただきました。

せんだい都心再構築プロジェクトのホームページに「(仮称)仙台国分町プロジェクト」の完成予想図が掲載されていました。木造と鉄骨、鉄筋コンクリートのハイブリッドビルで構造材や外壁にも木材を使用するということで、いままでのオフィスビルとは違った外観になりそうです。


南側から建設予定地を撮影。
写真の奥に見える銀杏並木が広瀬通です。「(仮称)仙台国分町プロジェクト」は2023年11月30日の完成予定です。せんだい都心再構築プロジェクトの効果で数年後の仙台市中心部は大きく変わっていきそうですね。

※参考リンク
仙台市ホームページ~せんだい都心再構築プロジェクト

河北新報2022年6月8日付朝刊~仙台市・都心再構築プロジェクト ビル3棟、助成対象に追加

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↓「せんだい都心再構築プロジェクト」に認定された他の再開発計画です。