青葉山の仙台城本丸跡にある「伊達政宗公騎馬像」の修復作業が始まったというので見てきました。
本丸跡に設置されたフェンスの中にクレーン車が入っていて、その横の地面に「伊達政宗公騎馬像」が置かれていました。
騎馬像は東京の工房で修復作業が行われるということで、台座から降ろされて頑丈な囲いの中に固定されていました。
伊達政宗公の象徴とも言うべき、兜の三日月型の前立ても取り外されていました。東京への移送の時に破損しないようにということなんでしょうね。
足元の方は白い布で支柱に固定されていました。まるで馬が骨折して包帯を巻かれているようで痛々しく感じてしまいますね。
白いシートが外されていて土台が見えました。騎馬像の足元の部分が残されていますね。
今年3月16日の福島県沖地震で足に亀裂が入って騎馬像が傾いてしまったので、その部分を切断したようです。
切断された馬の蹄の部分が残されていますが、本体と別に移送されるのでしょかね。それとも新たに頑丈に作り直されるのでしょうか。
騎馬像が地面に置かれたのが7月5日で、撮影したのは7月7日でした。7月8日にトレーラーで東京へ移送されるそうなので、地面に置かれた騎馬像が見られたのは僅か3日間だけでした。
東京での修復作業は約8ヵ月間続き、来年3月に再び仙台へ戻ってくる予定です。
それまでの間は、シートにプリントされた大型のグラフィック幕が留守番をすることになります。
仙台城で再び伊達政宗公騎馬像が見られる時が待ちきれませんね。