青葉山公園の五色沼・長沼・川内追廻の整備工事・2017年11月

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仙台城隅櫓下の五色沼の水が抜かれているというので見に来たら、沼の水が無くなっていて沼底が姿をあらわしている状態でした。


上の写真は今年4月に撮影したもので沼の水が満々と溜まっていますが、この水がほとんど抜かれました。


なぜ五色沼の水が抜かれたかというと、沼の水質を改善する作業のためだそうです。


現場に「公園を整備しています」と書かれた看板が立てられていました。それによると「青葉山公園(国史跡指定地区)二の丸跡・五色沼・長沼整備工事」の一環で来年の平成30年3月30日まで整備工事が続くそうです。


五色沼では水をぬいて底に溜まった泥を取り除く作業をしていたんですね。


五色沼から長沼へと水を流すための水門も改修するそうです。


「魚を捕らないでください。」と掛かれた看板がありましたが、水を戻した後に再び魚も戻すのでしょうかね。


五色沼は日本フィギュアスケート発祥の地とされています。最近は羽生結弦選手の人気で五色沼を訪れるファンの人たちも増えているようなので、なるべく早く綺麗な水を湛えた姿に戻して欲しいものですね。


五色沼の東側には長沼があります。五色沼から水が流れてこないので長沼の一部も水が少なくなっていました。五色沼と長沼は仙台城の堀の役割をしていたもので歴史的にも重要な遺構です。今回の整備では護岸の崩れている箇所の改修や転落防止の柵を景観に配慮したものに改修するほか、新たにスロープを設置するなどのバリアフリーに配慮した改修も行うそうです。


青葉山公園の整備で一番の注目は川内追廻地区の整備です。川内追廻地区は仙台城の防衛上の要所で江戸時代には伊達家の重臣、片倉家の屋敷や馬場などがあり一般の人は入れませんでした。明治時代以降も陸軍が管轄したため一般に開放されることなく終戦を迎えました。戦後、空襲で焼け出された人や大陸からの引揚者のために仮の住宅が建てられて約600世帯の人が住み始めましたが、正式な住宅地ではないために引き渡しを求める市と拒否する住民との間で長年に渡る争いになりました。


その後、市側が宮城野区新田の農政局倉庫跡に転居先として集合住宅と戸建住宅を建設するなどして交渉を続けて集団移転が合意されました。最近まで数軒の住宅が残っていましたが、現在は外から見た限りでは住んでいる人はいないように見えますね。この場所は青葉山公園の「いこい・にぎわいゾーン」として整備される予定です。


すぐ近くには地下鉄東西線の国際センター駅があります。


フィギュアスケート発祥の地、五色沼の最寄り駅ということで、今年4月に仙台市出身のフィギュアスケートオリンピック金メダリスト、荒川静香さんと羽生結弦選手の記念モニュメントが設置されました。


国際センター駅2階では、羽生結弦選手の写真展が開催されていました。(撮影したのは写真展最終日の21日で、現在写真展は終了しています。)写真展が開催されていたせいか多くの人たちが駅を訪れていました。青葉山公園の整備後は、モニュメントや五色沼とともに多くの人たちが公園にも足を延ばすようになって欲しいものですね。

過去の関連記事
国際センター駅前にフィギュアスケートモニュメントを設置・2017年4月

コメント

  1. からや より:

    あのテレビ番組とのタイアップではないですよね。

    • cooyan より:

      コメントありがとうございます。
      「仙台・話題の現場」は仙台の最新情報や話題になっている場所に実際に行ってみてレポートするというのが基本コンセプトです。
      仙台の情報や話題を扱っているので他のメディアや媒体等とネタが被ってしまう場合もあるかとは思いますが、
      特定の企業や団体、各種メディアとの関係は一切ありません。
      一仙台人として気になったことや興味を持ったことを個人の感想として書いているだけですので、
      どうぞ時間のある時に暇つぶし代わりに気軽に御覧になって欲しいなと思います。