広瀬通と駅前通の交差点に立つ高層ビル「アジュール」の西側にある古いオフィスビル「第一日本オフィスビル」の建て替えが計画されていることが明らかになりました。
大和ハウス工業が「第一日本オフィスビル」と周辺の一体的な再開発を検討していることが、日本経済新聞で報道されました。
第一日本オフィスビルの横には、コンビニと高速バスの営業所がありますが、ここも再開発に含まれています。
日本経済新聞の報道によると、第一日本オフィスビルは1965年に完成した地上8階、地下1階のビルで、築60年近く経つので老朽化のために建て替えられるようです。
第一日本オフィスビルの裏側(北側)には複数の建物がありましたが、ほとんど解体されて駐車場になっていました。
現在は、北西角に一棟だけ建物が残っていました。この一帯は複数の地権者がいて、すでに全体の8割が再開発に同意しているそうです。
跡地には、地上13階、地下1階、延べ床面積 約2万㎡のオフィスビルを建設する計画で、仙台市の再開発を支援する制度「せんだい都心再構築プロジェクト」の認定を目指しているということです。同じく「せんだい都心再構築プロジェクト」に認定されている、南町通で完成間近の「T-PLUS仙台」(地上12階、地下1階、延べ面積13,834㎡)よりも規模の大きなビルになりそうですね。
再開発が計画されている場所は、広瀬通の東京建物仙台ビルの向かい側で、アジュール(大樹生命仙台本町ビル)とパレスへいあんに挟まれた場所です。
第一日本オフィスビル一帯の再開発は、2028年の完成を目指しているということで、どんな外観デザインのビルになるのか、詳細の発表が待たれますね。
※参考リンク
日本経済新聞 2024年1月30日付記事~大和ハウス、仙台駅西口で一体再開発を検討 28年完成へ