アーバンネット仙台中央ビルが完成・2023年12月

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新しい高層オフィスビル「アーバンネット仙台中央ビル」が完成したというので見てきました。


東二番丁通の「NTT仙台中央ビル」の跡地にNTT都市開発が建設したビルで、仙台市の再開発を支援する「せんだい都心再構築プロジェクト」に指定されて建設された第1号のビルです。


10月に見た時は低層部分が工事中でしたが、すでにビルは完成していて12月8日に竣工式が行われました。


ビルは完成しましたが、本格的に利用が始まるのは来年2024年3月中旬からだそうです。


青葉山の東北大学青葉山キャンパスに建設された次世代型放射光施設「ナノテラス」と、専用回線で連携した設備が利用できるということで、ナノテラスの利用が始まる来年4月に合わせているんでしょうかね。


低層部分はガラス張りになっていて、1階はイベントが開催できるオープンスペースとして地域に開放されるということです。


来年3月の利用開始ということで、1階部分に入ることはまだ出来ませんでした。


東二番丁通から見上げてみました。
「アーバンネット仙台中央ビル」は、敷地面積3,073.86㎡、建築面積2,367.00㎡、鉄骨造の地上19階、地下1階で高さ88.7m、延べ面積42,113.89㎡、用途が事務所、店舗、ホテルのビルです。ホテルは、当ビルの利用者が宿泊するための施設になるようです。


2~4階部分には、コワーキングスペース、シェアオフィス、会議室などが入るので、多くの人が出入りすることになるんでしょうね。5~19階は賃貸オフィスになります。


北西側から撮影。
幅広い道路の東二番丁通に面している西側に比べて、北側と南側は一方通行の細い道路に面しています。


その北側の道路は仙台朝市や仙台銀座に続く道路ですが、朝市のところまで綺麗なタイル状に舗装されていました。


ビルの北側には、テーブルと椅子が設置されていて、ここも誰でも利用できるようになっていました。


反対側の南側は、タワー式の駐車場になっていました。画面の左側には電気自動車用の充電設備も設置されているようです。


仙台朝市の方から撮影。
ビルの東側は現在は駐車場になっていますが、いずれ建物が建設されれば見えなくなるかもしれません。


建設場所は東二番丁通沿いで、すぐ南側にはSS30、南西側にはウェスティンホテル仙台が入る仙台トラストタワーがあり、高層ビルの集積が更に進みました。


北東側の南町通からも新しいビルの姿が見えます。仙台市内では久しぶりの高層ビルの完成で、街の風景が大きく変わりましたが、風景だけではなくて人の動きや経済にも大きな影響を与える存在になりそうですね。

※参考リンク