若林区舟丁の仙台駄菓子の老舗「石橋屋」が、昨年廃業して建物が解体されてから始めての春が訪れ、唯一残った枝垂桜が今年も満開になりました。
有名な桜なので昨年よりも少なくなったものの、多くの見物する人が訪れていました。
七郷堀と舟丁橋、そこに咲き誇る見事な枝ぶりの枝垂桜は変わらないものの、石橋屋の建物が無くなったので、雰囲気が変わってしまいました。
石橋屋は古い日本の風情を感じさせる木造の建物でしたが、解体されて更地が広がっている状態です。
石橋屋さんが廃業したのは残念ですが、建物を残すことが出来なかったことも残念ですね。
何も無い場所の片隅に枝垂桜が咲いていて、どことなく寂しげに感じてしまいます。
敷地は立入禁止になっていて、跡地がどうなるのか今のところ不明です。
せっかく見事な枝垂桜があるので、それを生かしたような再開発を行って欲しいものですが、どうなるでしょうかね。
石橋屋があった場所は元々は昔ながらの細い道路に面していましたが、目の前に都市計画道路「宮沢根白石線」が開通して、広々とした道路に面した場所になりました。
将来、枝垂桜がどうなるのかも含めて、石橋屋跡地の今後に注目ですね。