仙台の街が杜の都から光の都へと変わる冬のイベント「SENDAI光のページェント」が今年も開催されました。メインの定禅寺通では、今回は資金不足のため、東二番丁通の交差点から国分町通の交差点までの区間のイルミネーションが行われないという状況になってしまいました。
有名な彫像のひとつ、エミリオ・グレコ作の「夏の思い出」の周囲も暗いままになっているのが残念でした。
しかし、国分町通から西側は、例年通りのオレンジ色の電球色を再現したLEDで煌びやかに彩られていました。
今年は12月6日から25日までの20日間、開催されます。点灯時間は、月曜から木曜は19時~22時、金曜と土曜、クリスマスの24日、25日は18時~22時、日曜は18時~21時までとなっています。
晩翠通の交差点から西側には、様々なフォトスポットが設置されています。
晩翠通の交差点には、今年も展望デッキ「スマイル☆デッキ」が登場しました。300円以上の寄付をすると貰える「ひかリング」を付けた人だけが昇れるデッキですが、どうせならもっと高さを高くした方が昇ってみたいという人が増えそうだと思いますが、どうでしょうかね。
人気のフォトスポット「アイリスハートオブジェ」も、今年もお目見えしました。
今年は、国分町通から東側の区間が点灯されなくなりましたが、その代わりに?この数年、点灯区間から外されてきた「せんだいメディアテーク」から西側の区間が西公園通の方まで点灯されていました。ヴェナンツォ・クロチェッティ作「水浴の女」の周囲が久しぶりに明るくなりました。
西公園通の方から振り返って東側を撮影。
今年は、コロナ以降の資金不足に加えて、仙台市役所の建て替えに伴う工事で勾当台公園でのイベントが開催出来ない状態になったために、例年とは違った光のページェントになりましたが、開催40年目を迎える来年は、どんなページェントになるんでしょうね。
次回は、勾当台公園の代わりにイベント開催場所となった「錦町公園」と「西公園」の様子を見ていきます。