仙台市中心部の旧ホテル仙台プラザ跡地に完成した、NHK仙台放送局の新放送会館が現在どうなっているのか見てきました。仙台駅前の高層ビル、アエル31階展望室からは新放送会館のアンテナが見えました。
錦町公園北西側に建設された新放送会館の建物は今年5月に完成、ガラス張りのエントランスが定禅寺通に面しています。
エントランスの前に開館日程のお知らせが掲示されていました。5月に完成した建物内では、6月から来年1月まで設備整備が行われ、2月に現放送会館から移転して開館する予定だそうです。
綺麗な外観の建物は完成したものの、外からは人の姿が見えず閑散としているように感じられますが、実際は建物内部で設備整備作業の真っ最中なのでしょうね。
錦町公園に面して階段が設けられていて、公園から2階へと直接出入りできるようです。新放送会館のガラス張りの部分の1,2階は「定禅寺メディアステーション」と名付けられた公開スペースで一般の市民が自由に出入りでき、公開番組用のスタジオや震災関連の展示スペースなどが設けられるそうです。
錦町公園のグラウンド側から撮影。
新放送会館は地下1階、地上7階建てで建物の高さは約46,5m、アンテナの高さは約99,5m、延べ面積約23,000㎡の規模です。
春は花見で賑わう芝生側から撮影。
新放送会館の建設費は建物が約91億円で放送設備が約40億円だとか。
鉄塔をズームしてみると、新たにアンテナが設置されているのが見えました。これも放送設備代に含まれているのでしょうね。
建物の西側から撮影。
錦町公園側とは違った雰囲気です。来年2月の開館後には、一般開放スペースの「定禅寺通メディアステーション」を是非見学してみたいですね。