あすと長町の南側にアマゾンの物流センターが進出・2017年10月

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仙台市南部の再開発地区、あすと長町の南側にあるJR太子堂駅の近くに、ネット通販大手のアマゾンが物流センターを開設するというので見てきました。


太子堂駅東口から、あすと長町大通へと続く道路の先に、巨大なクレーンが何本も立っているのが見えました。


手前の道路が、あすと長町大通です。あすと長町を南北に貫く主要道路ですが、片側3車線計6車線の大きな道路はここまでで、ここから南側は昔のままの片側1車線の道路になってしまいます。写真の向かって左側奥の方向(北方向)に行くと、JR長町駅やIKEAがあり、大型マンションが相次いで建設されている場所になります。大きなクレーンは一本東側に入った場所にありました。


ここはトーキンの工場があった場所で、工場が移転した跡地で建設工事が行われていました。


手前の道路は、あすと長町から国道4号線バイパスへと続く片側1車線の細い道路ですが、拡幅される予定があるようです。


工事現場の中を見てみました。何本もの柱が立ち並んでいて、物流センターの大きさが想像されます。トーキンの敷地全部が物流センターになるわけではなく、敷地の東側には現在もトーキンの建物があるようでした。


建築計画のお知らせが掲示されていましたが、建物の名称は(仮称)Dプロジェクト仙台長町で、用途は倉庫業を営む倉庫、地上3階建てで高さ22,12m、延べ面積約33,448㎡で、建築主は仙台長町施設開発特定目的会社となっていて、アマゾンの文字は全く書かれていません。


DPL仙台長町新築工事と書かれた看板も出ていました。これは大和ハウスが建設してテナントに貸し出す倉庫のことで、アマゾンは大和ハウスの貸し倉庫を借りて物流センターとして利用するということなんですね。


アマゾンは2011年に仙台空港近くに物流センターを開設する予定でしたが、東日本大震災で津波被害に遭ったため、計画は白紙になってしまいました。その後、アマゾンは仙台市内にコールセンターを開設しましたが、大和ハウスの貸し倉庫を借りるという形で物流センターを開設することになりました。倉庫は来年5月に完成予定です。仙台に物流センターが出来れば、アマゾンの配送も早くなって便利になりそうですね。