若林区清水小路の仙台市立病院跡地で建設が予定されている「東北学院大学 五橋キャンパス(アーバンキャンパス)」の起工式が行われて工事が着工したというので見てきました。
敷地内にあった病院の建物は姿を消していて、南側では多くの重機が作業をしているのが見えました。
現場に掲示されている作業工程には「病院本棟:解体工事、駐車場棟、場内南東、基礎工事、掘削工事」と書かれていました。解体工事とともに、五橋キャンパス建設に向けての基礎、掘削工事が行われているようでした。
敷地を囲むパネルには、解体工事に携わった作業スタッフの人たちの記念写真が掲示されていて、旧仙台市立病院に送る感謝の言葉が添えられていました。工事現場に作業員の人たちの集合写真が飾られるというのは珍しいですよね。
現場に掲示されている「建築計画のお知らせ」には、敷地面積17,557.15㎡、建築面積9,150㎡、地上16階建て地下1階で高さ73.45m、延べ面積64,998㎡、と書かれていましたが、五橋キャンパスに建設される5棟全ての建物を合計した数字のようです。
16階建てで高さ73.45m、延べ面積18,052㎡の高層棟、8階建てで延べ面積20,168㎡の研究棟、7階建てで延べ面積18,493㎡の講義棟、5階建て延べ面積6,114㎡のホール棟、2階建て延べ面積2,247㎡の駐車場棟の合計5棟が建設されて、2022年9月に完成、2023年4月の新学期から授業が始まる予定です。授業が始まれば約11,000人の学生が通うことになるので、周辺の人の流れが大きく増えて、学生向けの新たな商業施設や飲食店なども増えるかもしれませんね。