仙台市中心部の大規模再開発計画が、また明らかになったので現場を見てきました。青葉通と東二番丁の交差点北東角にある「読売仙台ビル・新伝馬町中央通りビル」が建て替えられる計画だと、日刊建設産業新聞が報道しました。ビルの名前よりも、「イオン仙台店」「旧ダイエー仙台店」と言ったほうが分かりやすいかもしれませんね。
ビルの名前の通りに読売新聞のビルで、青葉通側にはイオンの看板よりも大きな読売新聞の屋上看板が設置されています。
青葉通側には、イオンの入り口の横に読売新聞社 東北総局の入り口もあります。
読売仙台ビルは地上8階、地下2階のビルで、1975年の完成当時からダイエー仙台店が入居して営業していましたが、2016年からイオン仙台店に変わって営業を続けています。
日刊建設産業新聞の報道によると、2025年までに再開発の基本構想を策定するということなので、建て替えが完了するのは10年位先になりそうです。ちょうど築50年を過ぎた頃に解体されることになるのでしょうか。
東側の東三番丁から見てみました。左側に見える色の違うビルが「新伝馬町中央通りビル」です。読売仙台ビルとは別のビルですが連結されていて、ひとつの建物として利用されています。
北側のクリスロードから撮影。アーケードに面しているのが新伝馬町中央通りビルです。ダイエー時代は「ダイエージョリビル」と言っていましたね。
西側の東二番丁側から撮影。基本構想策定が5年後なので、現段階では再開発がどのようなものになるのか不明ですが、仙台市が施策した古いビルの建て替えを促進する「せんだい都心再構築プロジェクト」が適用される区域内で、更に一定の条件をクリアすれば景観条例の高さ制限が無くなる地区でもあるので、どのような再開発が行われるのか今後の動向に要注目です。
同じ青葉通沿いでは「旧さくら野百貨店」「GSビル」「藤崎デパート」と大規模な再開発が複数計画されているので、10年後には全く違った街並みになっているかもしれませんね。
コメント
読売仙台ビルと新伝馬町中央通りビルの再開発計画は、隣接するビル群までもを巻き込んだものになるのか否かに対しても、要注目なのかも知れません。
それは兎も角（ともかく）として私は、「再開発計画の末に出来上がる再開発ビルに、引き続きイオン仙台店が入居する場合、その再開発ビルは、名古屋市内にある『ノリタケの森』に隣接する『イオンモール・ナゴヤノリタケガーデン』と同様、いや、『イオン仙台店と同様の元・ダイエーの店舗だった、大阪市都島区の京橋駅前にあったイオン京橋店の跡地にも建つ』と噂されている、オフィス併設型のイオンモールになるのかも知れない。」と言う事に一番、注目してしまいます。
この再開発ビルが本当にオフィス併設型のイオンモールになるとしたら、宮城県は勿論（もちろん）の事、東北地方や東日本では初のオフィス併設型のイオンモールになるのでしょうね。
コメントありがとうございます。
読売仙台ビルと新伝馬町中央通りビルの建て替えに関しては今のところ何も情報がありませんが、
新しいタイプのイオンモールが仙台市中心部に出来るとしたら大きな話題になりそうですね。
その昔、仙台にいた頃、読売ビルのダイエーは、かなり不思議な店舗で、よく通ってました。電子機器の販売店やら、天体望遠鏡を売ってたりとか。そのくせ、若者向けのオシャレコーナーもあったり。イオンになった今、どのようにテナントが変わったのか気になります。
返信が遅くなって申し訳ありません。
普段は地下の食料品売り場にしか行かないので上の階は詳しくありませんが、
あまり変わったような印象はありません。今度行く機会があれば、上の階も見てみたいと思います。
こんにちは。
本日2024年10月12日の河北新報に来年2月で営業終了の記事が出ましたので、こちらを確認に来ました。
「日刊建設産業新聞の報道によると、2025年までに再開発の基本構想を策定するということなので、建て替えが完了するのは10年位先になりそうです。」
予定通りに進んでいるという事でしょうか。
駅前は残念な状態が続いていますが、電力ビルに続いてこちらもワクワクするような発表を期待しています。
コメントありがとうございます！
2025年までに再開発の基本構想を策定するという予定だったので、
賃貸契約の終了に合わせて今のタイミングで閉店するのも納得できますが、
読売サイドからの正式な発表を待ちたいですね。