毎年恒例の仙台の冬の夜を彩るイベント「SENDAI 光のページェント」が、今年も開催されました。新型コロナウィルスの収束が見えない中での開催で、例年とは違ったものになったので、どのように特別な開催になっているのか見ていきましょう。
開催場所は定禅寺通のみで、勾当台公園と市民広場のイルミネーションやイベントは全て中止になり、東二番丁交差点の巨大なシンボルツリーも飾られていませんでした。
唯一、イルミネーションされた定禅寺通は、例年と同じく160本の並木を約60万球のLEDで飾られましたが、密を避けるために点灯時間が短くなり、その代わりに開催期間が長くなりました。
開催期間は2020年12月18日から31日までと、2021年1月2日と3日、9日から11日までの19日間で、スターライトウィンクは行われず、平日の点灯開始は19時からで土日祝日は18時から。消灯は27日までは22時でしたが、コロナ感染拡大のために28日からは21時までに短縮されました。
いつもは多くの人で賑わう中央緑地帯の遊歩道は立ち入り禁止で、協賛金を支払ってチケットを購入した人のみが人数制限をして歩けるようになっていました。
中央緑地帯の遊歩道入り口は「緑道内入場規制中」と書かれた横断幕で道が塞がれています。
チケット購入者しか入れないということで、人の少ない遊歩道になっていました。
遊歩道の入り口付近には写真を撮る人や見物する人が多くいました。実行委員会では人が密集した場合は点灯を中止するとしていますが、そこまで密の状態ではないようで、今のところ点灯が中止される事態にはなっていません。
いつもなら特設のアイスリンクや屋台などが設営される勾当台公園市民広場は、何もなくてガランとして寂しい雰囲気ですね。
来年にはコロナが収束していて、例年通りに開催できるようになっていて欲しいものです。