一番町四丁目商店街と国分町を結ぶ「虎屋横丁」に設置されていたアーチ看板が完全に撤去されたというので見てきました。以前は一番町からも見えた看板がなくなっていますね。
アーチ看板の撤去は今月2日に始まり5日に終了したそうで、すでに看板が跡形もなくなっていました。
上の写真は撤去前の今年9月に撮影したものです。終戦直後に設置されて以来、虎屋横丁のシンボルとして親しまれてきましたが、老朽化のため安全性に問題があるとして撤去されてしまいました。
道路をよく見てみると、看板の支柱が立っていた2個の穴がコンクリートで丸く固められているのを見つけました。
反対側の支柱は1本だったので穴も1個だけでした。アーチ看板の支柱は南側が2本で北側が1本という3本で看板を支えていました。
国分町側の稲荷小路との交差点から撮影。
撤去された看板は保管場所がないとうことで廃棄される予定でしたが、歴史資料として仙台市の文化財整理収蔵室に保管されることになりました。
河北新報によると、保管されるのは「虎屋横丁」と書かれた中央のパネル(縦0.7m、横2.8m)と、向かって左側の虎が右を向いている絵が描かれているパネル(縦0.9~1.2m、横1~1.13m)の2枚です。アクリル製のパネルで複数枚あるうちの状態のよいものを選んだそうです。
アーチ看板がなくなった虎屋横丁では新しい看板の設置を目指していて、複数の酒造メーカーから協力の声も出ているようですが、現時点では具体的な計画には至っていないそうです。夜の街を彩ってきたものが無くなるのは寂しいので、新しい看板の設置が実現して欲しいものですね。
コメント
いつも記事の更新を楽しみにしております。
これまでに何度か記事にしていただいているJR東北本線岩切駅の新駅舎が11月18日から供用開始との発表がありました。その頃にでも是非また駅にお越しいただき、記事にしていただければと思います。
JRより
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/tetsudo/trend/tetsudo-Event-22854
岩切駅の供用開始日の情報ありがとうございます!
新しい駅舎と自由通路のなかを見てみたいと思っていたので
供用開始したら見に行きたいと思います。