冬の仙台が「杜の都」から「光の都」へと変わる年末恒例のイベント「SENDAI光のページェント」が始まりました。今年は資金不足のため例年よりも1週間ほど遅い14日からの開始です。
資金不足の一番の要因は、今年がLEDの交換時期で新しいLEDに替える費用が必要なためだそうです。
定禅寺通のケヤキ並木160本に約60万個のLEDを取り付けるという規模は変えずに費用を抑えるために、開催期間を1週間短くすることにしたんですね。点灯時刻は日~木が17:30から22:00まで、毎週金、土と23日、24日が23:00までで大晦日が24:00までです。全て17:30に点灯されます。
ちなみにLEDの交換以外で一番費用がかかるのは警備員などの人件費だそうです。1日当たりの電気代はLEDに替えてからは9千円を少し超える位だということです。
今年は市民広場のシンボルツリーのスポンサーがauからリクリート社の住宅不動産情報サイト「SUUMO」に代わり、「スーモわくわくツリー」と言う名前になりました。震災以降、ツリーの下に設置されていた天使のイルミネーションは無くなりました。
当初は新しいスポンサーが見つからずにシンボリツリーが中止される見込みと発表されていましたが、SUUMOのおかげで例年通りの巨大ツリーが見られるようになりました。ツリーの至る所にSUUMOのキャラクターの「スーモ」や「スモミ」「パパスーモ」などが飾られています。
市民広場ではSendai Winter Parkが開催されています。2008年の初開催時に七北田中学校の生徒だった羽生結弦選手が、こけら落としの初滑りを披露した屋外アイスリンクの「スターライトリンク」も多くの人で賑わっていました。こちらは例年通りに12月7日から始まりました。市民広場ではキリンビール仙台工場一番搾りキッチンをはじめとした多くの飲食ブースも出店していて大盛況です。
スターライトリンクは25日までで市民広場のイベントは26日まで、シンボルツリーと定禅寺通のイルミネーションは大晦日まで開催されます。次回は新しいイルミネーションで大きく変わった勾当台公園を見ていきます。
※参考サイト
SENDAI光のページェント公式サイト