仙台市の都市計画道路「宮沢根白石線」が、陸橋として線路や道路を跨ぐ区間「南鍛冶町工区」の工事進捗状況を見てきました。
最近は「むにゃむにゃ通り」と言う愛称が名付けられている連坊小路との交差点から南に向かって見ていきましょう。
連坊小路から南の方を見ると、中央分離帯に盛り土がされている場所があり、その先に陸橋が建設されていました。
ズームしてみると新幹線の高架下に向かって陸橋が伸びていて、その先に河原町や長町方面の高層マンション群が見えました。
東側から見てみました。陸橋は完成しているようですが、道路になる部分には草が生えていて、まだアスファルトが敷かれていないような状態ですね。奥の新幹線高架のほうに行ってみましょう。
新幹線高架の下に並行して東北本線の線路が伸びていますが、宮沢根白石線の陸橋は新幹線と東北本線の間の空間を通って南へ続いています。
新幹線と東北本線の線路を越えて南側へやって来ました。線路を渡っても陸橋が続いています。
更に南へ進むと、陸橋が車道と交差する場所がありました。県道235号荒井荒町線です。
西へ向かうと五橋の旧市立病院方面で、東へ向かうと若林区役所を通って荒井方面へと行く道路です。
付近は荒町商店街になっていて交通量が多い道路を立体交差で越えるんですね。荒町の道路を挟んだ南側にも陸橋の土台部分が姿を現していました。
荒町から南側は土台部分の工事中で、まだ上の橋部分はありませんでした。
ここから先は陸橋が少しずつ低くなって地面へと下りて行き、普通の道路になって宮沢橋へと続いて行きます。宮沢橋の架け替え計画が2024年末の完成に向けて進行中ですが、一足早い2021年末に宮沢橋と仙台駅東側を結ぶ道路が完成することになります。
荒町と交差する予定の陸橋を西側から撮影。宮沢根白石線の南鍛冶町工区が完成すれば、車の流れが大きく変わるとともに、歴史ある荒町の風景も大きく変化しそうですね。