仙台駅東口の駅前で建設中の日本初の純木造7階建てビル「高惣木工ビル」の工事進捗状況を見てきました。以前は「(仮称)仙台駅東口プロジェクト」という名称で計画が進んでいましたが、高惣木工ビルという名称が正式名になるんでしょうかね。
仙台駅東口駅前タクシー乗り場の向かい側(東側)の東七番丁沿いの場所です。
昨年11月に見た時には、一戸建ての古い民家と平和住宅情報センターの建物がありましたが、今回見てみたら、新しい建物が高く組み上がっていました。
上の方には、木で組まれた骨組みが見えていて木造の建物であることがわかりますね。
現在は5階まで組み上がっていて6階部分の組み立てをしているようでした。
「高惣木工ビル」は敷地面積245.58㎡、建築面積188.83㎡、木造の地上7階建てで高さ27.38m、延べ面積1131.25㎡の物販店舗、事務所、住宅の複合ビルで、令和3年3月15日に完成予定です。
木造の高層建築物では、仙台市泉区高森に日本初の10階建ての高層木造マンション「PARK WOOD高森」が2019年3月に完成していますが、構造躯体は鉄骨造で木造と鉄骨のハイブリッド建築なので、構造躯体の柱や梁にも製材を束ねた部材を使用したというのは日本初ということです。
まだ建物全体が防護シートで覆われていて外観が見えていませんでしたが、外壁にも木が使われるようなので、目立つビルになりそうですね。
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