国内最高層の純木造ビル「高惣木工ビル」が完成・2021年3月

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JR仙台駅東口の駅前に新しいビルが完成したというので見てきました。東口のペデストリアンデッキから見ると、見慣れないビルが姿を現していました。


東七番丁通沿いに建設された日本初の純木造7階建てビル「高惣木工ビル」です。


昨年9月に見た時には、まだ最上階まで組み上がっていませんでしたが、すでに建物が完成していて、この日は関係者向けの内覧会が行われていました。


ぱっと見ただけでは普通のビルにしか見えませんが、よく見るとガラス越しに見える柱が木で出来ていることが分かります。


ガラスの扉が開いていて内部が見えましたが、木造の柱が温かみを感じさせますね。


高惣木工ビルは、構造躯体も木造の建築物としては現在、国内で一番高層のビルです。今後東京などでも純木造の高層ビルが建設される計画がありますが、その先駆けともいえるビルが仙台駅東口に誕生しました。


河北新報の報道によると、持続可能な森林運営を目指す国際認証制度「PEFC」のプロジェクト認証を東北で初めて受けたそうです。


高惣木工ビルは、敷地面積245.58㎡、建築面積188.83㎡、木造の地上7階建てで高さ27.38m、延べ面積1131.25㎡で、1階と2階がテナント、3~5階がオフォス、6階がシェルターで7階がオーナーの住居になる複合ビルで、4月にオープン予定です。

※参考リンク

河北新報2021年3月5日朝刊記事~国内最高層の木造ビル、国際認証を取得 仙台駅東口