宮城県庁北側の再開発工事・その2・2021年5月

twitterで最新情報を発信中!

フォローする


前回に続いて今回も宮城県庁北側で進行中の複数の再開発現場を見ていきます。今回は堤通と平行に伸びている東側の道路、外記丁通沿いの再開発現場から見てみましょう。外記丁通沿いでは小田急不動産の新しいマンションが完成していました。建設中は「(仮称)上杉一丁目計画」という名称でしたが、正式名称が「リージア上杉1丁目」になりました。


敷地面積554.89㎡、建築面積352.74㎡、鉄筋コンクリート造の地上12階建てで高さ38m、延べ面積2,602.41㎡、戸数77戸の賃貸マンションで、昨年11月に完成していますが、現在も入居者募集中のようでした。


そこからすぐ北側の北二番丁通と外記丁通の交差点、北東角でも新しい建物が完成間近でした。老人ホームなどを運営しているドンクマサーの「(仮称)上杉マンション新築計画」です。


北二番丁通の南東方向から撮影。
昨年1月に見た時には建物の最上階まで組み上がっていて、2020年3月に完成する予定でしたが、その後なぜか工事の進行がストップして1年以上が経過してしまい、どうなったのかと思いましたが、建物の周囲に取り付けられていた足場が撤去され始めていて、ついに建物の外観が姿を現してきました。


西側から撮影。
足場の撤去作業は北西側から進んでいて、建物の西側の外壁には「ドンクマサーパートⅣビル」と書かれているのも見えました。


北西側から撮影。
当初の計画では、地上10階建てで、2階と3階が有料老人ホームで4階と5階が高齢者向けマンション、6~10階が一般向けマンションという構成でしたが、それには変更が無いんでしょうかね?何はともあれ、建物が無事に完成しつつあることは良かったですね。


ドンクマサーパートⅣビルの、すぐ西側でも新たな工事が始まっていました。北二番丁通からは古い建物の解体工事が始まったのが見えました。河合塾仙台校の塾生寮(ウィンズ上杉寮)解体工事です。


東側の外記丁通から撮影。
重機が腕を長く伸ばして作業をしていますね。


敷地の北側に「建築計画のお知らせ」が掲示されていました。それによると「(仮称)河合塾仙台校塾生寮建替計画」で、敷地面積1,259.71㎡、建築面積610㎡、鉄筋コンクリート造の地上7階建てで高さ26m、延べ面積3,120㎡の規模の寄宿舎が建設されます。


着工予定が今年の9月6日と書かれていたので、解体工事が3か月ほど続くようです。新しい建物は2023年2月15日に完成予定です。南は宮城県庁、北は北四番丁通、西は勾当台通、東は愛宕上杉通に囲まれた上杉1丁目という狭い区域内だけでも多くの工事が進んでいるんですね。