都市計画道路・宮沢根白石線の一部が開通・その2「舟丁工区」・2023年4月

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前回に続いて、都市計画道路「宮沢根白石線」のなかで今年3月に開通した約1キロの区間を北から南へ向かって見ていきます。2回目の今回は「舟丁工区」です。新しい道路は「県道235号、荒井荒町線」を陸橋で越えて南へと進んでいきます。


荒井荒町線を越えた先で、道路は地上へと降りてきます。


ちょうど、仙台穀町郵便局の西側で地上の道路と合流します。


仙台穀町郵便局の横から、北方向を振り返って見てみました。左側の坂道になっているのが宮沢根白石線です。歩行者は右側の地上の道路の歩道しか歩いて行けません。


南方面です。この辺りが道路の幅が一番広いところでしょうか、Googleマップで確認すると、歩道を含めて幅が約40メートルほどあるようです。ここから先、宮沢根白石線は地上を南へと向かって行きます。


広々とした新しくて綺麗な道路を南へと進んでいくと、道路は右方向へと緩やかにカーブしていきます。


道路がカーブする場所の右側に、見覚えのある風景が見えてきました。


枝垂桜で有名な、仙台駄菓子の老舗「石橋屋」さんです。以前は一方通行の狭い道路に面していたので、石橋屋さんの目の前が広々としているのが違和感がありますね。枝垂桜の横を流れる七郷堀は、暗渠になって宮沢根白石線の下を横切ったあと、再び地上に出て東へ流れていきます。


桜の時期が過ぎて、枝垂桜は緑の葉が目立ってきていました。たまたま都市計画道路の予定地からギリギリ外れただけなのか、有名な枝垂桜を保存するために横を通るルートにしたのか不明ですが、この一画だけでも昔ながらの風景が守られたのは良かったですね。


石橋屋さんの前を過ぎると、道路は大きくカーブして河原町の昭和市電通りへと至ります。


道路がカーブする場所から、いま来た道を振り返って見てみました。宮沢根白石線が陸橋になっているのが分かりやすいですね。その奥には東北新幹線の高架が横切っています。


昭和市電通りとの交差点です。今回開通した区間はここまでです。現在は丁字路になっていて右(北方向、仙台市中心部方面)か左(南方向、長町方面)に行くしかありませんが、最終的には直進して宮沢橋(南西方向)へも行けるようになります。


宮沢橋の架け替え工事が遅れているので、宮沢橋へと繋がる道路は未だ整備されていませんでした。


昭和市電通りの方から見た宮沢根白石線の南端です。ここから連坊小路まで開通しました。北端の泉区根白石まで直通するのは、何年後、いや何十年後になるんでしょうかね。次回は宮沢橋の架け替え工事の状況を見ていきます。