宮沢橋の架け替えが決定・2018年11月

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広瀬川に架かる橋のひとつ「宮沢橋」が新しい橋に架け替えられることが発表されました。

広瀬川を挟んで橋の東側が若林区で西側が太白区です。


現在の宮沢橋は1955年(昭和30年)に完成した片側1車線合計2車線の橋ですが、新しい宮沢橋は片側2車線合計4車線、幅25.8m、長さ145.1mの橋になります。


架け替え工事は1年後の2019年11月頃に開始し新しい橋が完成した後に現在の橋は撤去されます。河北新報の報道によると橋脚は4本から1本にして川の見通しをよくし、近隣住民の意向を踏まえて橋桁は今の赤と近い色合いに塗られるそうです。事業費は約53億8000万円の見込みです。


宮沢橋の下の河川敷には貸しボートがあります。夏には灯篭流し等も行われていて架け替え工事でイベント開催に影響が出そうな場合は最小限に抑えられるよう主催団体や周辺住民と協議するそうです。


現在の宮沢橋を西側の国道286号線側から見てみました。宮沢橋のほうからは右折禁止、手前の286号線からも右折が出来ない状態で付近の交通渋滞の一因になっています。


橋の近くにある「清月記根岸歩道橋」から撮影。左側に宮沢橋があります。新しい橋ができると現在の変則的な交差点から十字路に変わるので、どの方向からも右左折が可能になります。


反対方向を撮影。現在仙台市中心部へは、この先の愛宕大橋を通って仙台駅西口方面へ行きますが、新宮沢橋は仙台駅東口へと続く都市計画道路宮沢根白石線と繋がります。車の流れを西口と東口へ分けることで愛宕大橋周辺の渋滞緩和が期待されますね。


新宮沢橋は現在の橋の上流側約30mの場所に架けられます。写真の左端にある仙台市急患センターの右側あたりです。


反対側から見てみました。歩道橋の左側あたりに接続されるようです。


新宮沢橋から中心部へと続く新しい道路は松尾神社と仙台市急患センターのあいだを通って昭和市電通と交差します。


宮沢根白石線は昭和市電通との交差点から北へ向かい荒町を越えてホテルメルパルク仙台の前を通って国道45号線へ至ります。宮沢根白石線の開通は2021年度末で新宮沢橋は2024年度末に完成予定です。国道45号線の小田原あたりから国道286号線まで一直線に繋がる新しい道路が開通すれば仙台市内の車の流れも大きく変わりそうですね。