若林区舟丁にあった老舗の仙台駄菓子屋「石橋屋」跡地の近くを通りかかったら、石橋屋だった場所に新しい建物が組み上がっているのが見えました。
石橋屋は、2023年に廃業して日本家屋の風情ある建物が解体されて更地になりましたが、その跡地に賃貸の共同住宅が完成間近になっていました。
跡地に建設されているのは「(仮称)TN若林区舟丁 D-ROOM 新築工事」で、敷地面積558.59㎡、建築面積216.31㎡(全体の面積226.81㎡)鉄骨造の地上3階建てで高さ9.376m、延べ面積628.44㎡(全体の面積638.94㎡)、戸数12戸の大和ハウスの賃貸共同住宅です。
石橋屋といえば、見事な枝ぶりで有名な枝垂桜の名所ですが、枝垂桜は伐採されずに残されています。
しかし、建物側に伸びていた複数の枝が剪定されて短くなっていました。
結構、太い枝も切り落とされていたので、桜の花が満開になる頃の姿が変わってしまうかもしれませんね。
建物にかかってしまうのか工事のためなのかは不明ですが、ちょっと残念な気がしました。
ただ、七郷堀に垂れ下がっている枝の方は昔のままだったので、川面に映る桜の花はこれまで通りに楽しめそうです。
「(仮称)TN若林区舟丁 D-ROOM 新築工事」は、2025年3月3日に完成予定なので、今年のお花見の頃には、新しい建物の横で枝垂桜が咲き誇るんでしょうね。